ruisui [類推]の意味
類推
るいすい
Romaji: ruisui
N1
類推とは何か?
翻訳と意味
類似に基づく推論、アナロジー
定義
ある事例の性質や状況を手がかりにして、似た別の事例について推しはかること。既知の事例との類似点を根拠として結論を導く推論の一形態。
タイプ
名詞・する動詞
書き順
意味
- 法律・判例の文脈で、明文のない規定に対して似た規定や前例を当てはめて取り扱うこと。
- 日常語として、推測や見当をつけるという意味で使われる比喩的表現。
- 論理学・認知科学では、部分的な類似性から新たな関係や結論を導く手続き全般を指す。
語源
漢語として中国語の同形語を音読みで取り入れた語。日本語では中国由来の音を用いて発音される。
由来
漢文や漢語の受容を通じて日本語に入った語で、学術・法学などの専門領域で用いられて広まった。
構成
- 類:同類・種類を表す字。似たものや分類の意を含む。
- 推:押す・推しはかるを表す字。考えを進める・推定する意を持つ。
- 両字が合わさることで「似たものを手がかりにして推しはかる」ことを表す語となる。
用法
主に書き言葉や専門的な議論で用いられることが多いが、口語でも「〜から類推すると」といった形で使われる。語と共に用いられる表現には「類推適用」「類推解釈」「類推して考える」などがある。例文:
- この条文には規定がないため、類推して判決が下された。
- 彼の発言を類推すると、本心は別にありそうだ。
- 実験データが少ない領域では単純な類推は慎重に扱うべきだ。
💡 ヒント
語形を音で覚える方法が有効。先に「るい」(ルイ)を『似ているものを集めるイメージ』として覚え、後ろの「すい」を『推しはかる動作』のイメージに結びつけると語の用途を思い出しやすい。
関連語
- 類似推論 — 類似を根拠に行う推論。
- アナロジー — 英語由来の表現で、概念上の同義語的用法。
- 演繹 — 一般原理から個別事例を導く推論(対比項)。
- 帰納 — 多くの個別事例から一般則を導く推論(対比項)。

