tahou [他方]の意味
他方
たほう
Romaji: tahou
他方とは何か?
翻訳と意味
ほかの側
定義
ある事柄に対して別の側面・別の事柄を示す語。比較や対比を表して文と文をつなぐ働きもする。
タイプ
名詞、接続的表現
書き順
意味
- 名詞的用法:出来事や立場の別の側面や別の当事者を指す。
- 接続的用法:対照・比較を示し、『一方で』に相当する用法で文をつなぐ。
語源
漢語として中国語由来の語が日本語に取り入れられ、音読みの「タホウ」が定着した形。
由来
漢文や漢語表現が書記言語として使われていた時期に導入され、文語・書き言葉での使用を通じて定着した。
構成
- 他 — 「ほか」「た」、他の人・他のものを示す字義。
- 方 — 「ほう」、方向・側面・方法などを示す字義。
- 結合 — 「他」+「方」で文字どおりには『別の側面・別の方向』を示す語となる。
用法
書き言葉や改まった文体でよく用いられる。口語では「一方で」が代替されることが多い。用例:
・A社は黒字化した。他方、B社は投資がかさんで赤字だった。
・政策は評価される点がある。他方で改善が望まれる点もある。
これらは対比を明確にするために用いることが多く、日常会話よりも報告書・論文・新聞記事などで頻出する。
💡 ヒント
書き言葉で対比を示すときは〈他方〉、話し言葉では〈一方で〉を使い分けると自然に覚えられる。
関連語
- 一方 — 対照を示す語(やや口語寄りにも用いる)
- 他側 — 別の側面や別の側を指す言い方(説明的)
- 対義語:同側/同一 — 同じ側・同一の事柄を示す語

