nuku [抜く]の意味
抜く
ぬく
Romaji: nuku
N3
抜くとは何か?
翻訳と意味
取り去る・引き出す・越える(追い越す)・省く・やり通す
定義
物や部分を力や手段で外へ出す、または位置・状態を変えて取り除く動作を表す動詞。さらに、順序や程度で他を上回ること、途中を省くこと、最後までやり通すこと、緊張や力を緩めることなど幅広い用法をもつ。
タイプ
動詞(五段活用)
書き順
意味
- 物を根元や中身ごと取り出すこと(例:釘を抜く、歯を抜く)。
- 他を追い越して前に出ること・上回ること(例:車を抜く、記録を抜く)。
- 途中や一部を省くこと(例:序文を抜く)。
- 完全にやり通すことを強調する接尾辞的用法(例:やり抜く、読み抜く)。
- 緊張や力を和らげること、油断すること(例:気を抜く、肩の力を抜く)。
他の言語での意味
- es: sacar, extraer, quitar, arrancar, destapar
- pt: puxar para fora, extrair, remover, desconectar, omitir, superar
構成
- 抜 — 単字。字形は手を表す部首を含み、手で何かを取り出す動作を示す意味をもつ漢字として用いられる。
用法
会話から文章まで広く用いられる普通形の他動詞。口語では動作や感情の変化を直截に表し、書き言葉では達成や強調のニュアンスを含むことが多い。
- 日常(くだけた表現):気を抜くな。ここでの「抜く」は油断する意。例:試験中は気を抜かないで。
- 作業・医療などの具体的動作(標準):虫歯の歯を抜く。例:抜けない釘を抜くのに時間がかかった。
- 競技・評価の文脈(やや描述的):記録を抜く。例:彼は昨年の記録を抜いた。
- 接尾辞的用法(書き言葉・口語双方):最後までやり遂げる意味で用いる。例:プロジェクトをやり抜く。
💡 ヒント
「抜く」は手や力で何かを外に出すイメージだが、比喩的に「他を越す」「最後までやる」「油断する」など方向性(出す/越す/完遂/緩める)が派生していると覚えると用法を区別しやすい。
関連語
- 取り除く:物を取り去るという意味の類義語。
- 引き抜く:根や固定された物を引いて取り出すという類義語。
- 追い越す(追い抜く):他を越えるという点で近い語。
- 省く:一部を取り除く点で近いが、形式的・抽象的な場面で用いる。
- 入れる(反意):物を中へ入れるという反対の動作。

