heikou [閉口]の意味
閉口
へいこう
Romaji: heikou
N1
閉口とは何か?
翻訳と意味
口を閉ざすこと、ためらい・困惑で黙る状態
定義
驚き・困惑・あきれなどで適切な言葉が出ず黙ってしまうこと。また、相手の振る舞いや事態の理不尽さにうんざりして反論できない状態を指す。書き言葉・話し言葉の両方で用いられ、通常「閉口する」の形で用いる。
タイプ
名詞(サ変名詞)
書き順
意味
- 驚きや困惑で声を出さなくなること(言葉に窮する状態)。
- 嫌気が差して相手の言動にうんざりし、言い返せなくなること。
- 文語的に、文字どおり口を閉じること。
構成
- 閉:閉じる、閉めるの意。
- 口:口、言葉や発言に関わる部分を指す文字。
- 両字が合わさって「口を閉じる(言葉を発しない)状態」を表し、そこから転じて困惑や呆れで黙する意義が生じた。
用法
書き言葉ややや改まった話し言葉として使われることが多い。日常会話でも用いられるが、やや硬い印象がある。例文:
- 彼の非常識な要求に周囲は閉口した。
- その説明の矛盾に審査員は閉口せざるをえなかった。
- 冗談と受け取れないほどの失礼さに閉口してしまった。
💡 ヒント
議論や会話で相手の強烈な主張や失礼さに圧倒され、反論できず黙ってしまう情景を想像すると覚えやすい。ポイントは〈黙る理由がネガティブな感情にある〉という点。
関連語
- 唖然とする — 驚きで言葉を失うこと。
- 呆れる — あきれて呆然とすること(批判的な感情が強い)。
- 困惑する — どう対処してよいかわからない状態。
- 反論する(対義) — 受けた内容に対して言い返すこと。

