niou [匂う]の意味
匂う
におう
Romaji: niou
N4
匂うとは何か?
翻訳と意味
香る/においがする
定義
周囲ににおい(香りや臭い)を発し、嗅覚によってにおいが感じられる状態になること。また転じて、物事の気配や兆しが感じられること。
タイプ
動詞(五段・自動詞)
書き順
意味
- 嗅覚に関する意味:物質や場所などが実際に香りや臭いを発していること。
- 比喩的意味:出来事や状況に何らかの兆し・気配があること(例:「事件の匂いがする」)。
- 文学的・感覚的用法:人や物が雰囲気や魅力を漂わせること(例:「春の匂いがする」や「色気が匂う」などの表現)。
語源
上代形のにほふ(にほふ)が音変化を経て中世以降ににおふ/におうへと発展した語形変遷に由来する。
由来
万葉・古今の和歌など上代から中古にかけての文学に現れる語で、当初は香りを意味する語として用いられた記録がある。
構成
- 匂 — 「におい」「香り」を表す漢字。感覚としてのにおいに関連する字義を持つ。
- う — 動詞語尾のひらがな。語幹に付いて動詞を形成する。
用法
日常語から文学語まで幅広く用いられる自動詞。フォーマルな文章ではやや硬めの表現になることがあり、口語では比喩的に使われることが多い。
- (文字どおり)花が庭に匂っている。
- (比喩)不審な点があって、何かまずい匂いがする。
- (文学的)古い書物から時代の匂いが漂ってくる。
💡 ヒント
嗅覚だけでなく「気配・兆し」を表す語として覚えると、比喩的表現や慣用表現(「匂いがする」「匂わせる」)の使い分けがしやすくなる。
関連語
- 香る(かおる)— 良い香りを表す同意語。
- 臭う(におう/くさい)— 不快なにおいを表す語。用法やニュアンスが異なる。
- 匂いがする — 同義の表現(句)の別形。

