izen [依然]の意味
依然
いぜん
Romaji: izen
N1
依然とは何か?
翻訳と意味
なお変わらず
定義
以前と同じ状態が続いていること。
タイプ
副詞
書き順
意味
- 事実関係の継続を客観的に伝える語感。
- 書き言葉に多く、文体が硬めで公的な記述に用いられやすい。
- 否定や懸念を伴って、好ましくない状態の持続を強調することがある。
語源
漢語として古典中国語に由来し、日本語では漢音を通じて音写された語である。日本語の音「イゼン」はその漢音系の受容に対応する。
由来
漢文の受容が進んだ平安以降の文献に現れ、近世以降の書き言葉・官庁文書や報道で定着した語法を持つ。
構成
- 依:寄り頼む・寄せるという意味を持つ字。
- 然:そのままである・しかるべきという意味を持つ字。
- 二字が結びつき、寄り添うような状態がそのまま続くイメージから現在の語義が成立している。
用法
- フォーマル・書き言葉での使用が中心。依然として問題が残っている。のように事実の継続を報告する文で用いる。
- 日常会話ではやや堅く、代わりに「まだ」「相変わらず」が多用される。
💡 ヒント
新聞の見出しや報告書で〈依然〉が出てきたら、堅い表現で『変わっていないことを報告する語』だと覚えると応用が効く。
関連語
- 相変わらず — 状態が変わらないことを表す口語的表現。
- なお — 継続・付加の意味を持つ語。
- すでに(対義) — 変化や完了が起きていることを示す語。

