老後の生活資金など、将来のお金のことが心配」「将来に向けて、資産運用をしたい」このように考えている人は多いのではないでしょうか?
しかし、いきなり投資するのって、なんとなく不安だと思います。「失敗はしたくない。でも投資は始めたい!」そんな方にオススメなのが米国ETFです。
今回は、「ETFってなに?」といった疑問について、2021年注目のETFも交えて解説していきます。
米国ETFとは?
ETFを日本語で訳すと、「上場投資信託」という意味です。投資信託を購入すると、資産運用のプロが自動的に分散してくれるので、初心者でも安心して投資ができます。
そのうえ、「上場」しているので、証券会社を通じて取引をするので、時折ニュースに出てくる「怪しい投資話」要素はありません。
有名な米国ETFは、
- 上場インデックスファンド米国株式(S&P500):銘柄コード「1547」
- パワーシェアーズQQQ投資信託シリーズ:証券コード「QQQQ」
- SIMPLE-XNY Dow: 証券コード「1679」
などが挙げられます。
米国ETFは運用実績が長期間安定しているものが多く、米国市場自体が、「リーマンショック」や「世界恐慌」といった逆風をはねのけて株価指数を上昇させ続けているので、安心感が段違いです。
失敗したくない投資初心者は上記の銘柄から選んでみるといいでしょう。
2021年注目は「スポーツ賭博ETF」
米国ETFはこれまでにも注目されていたので、既にご存知の方もいるかもしれません。JAPANBETSでもスポーツ賭博ETFに関する興味深い記事が掲載されています。
「スポーツ賭博ETF」とは?
スポーツ賭博ETFとは、スポーツ賭博やオンラインカジノを運営管理している上場企業銘柄を組み入れた投資信託のことです。
スポーツベッティングETFが注目される理由とは?
コロナ禍による「巣ごもり需要」の高まりを受け、オンラインでのスポーツベットを利用する人が世界中で増えました。
とはいえ、法整備が進んでおらず、オンラインスポーツ賭博への合法化の機運が高まります。
そんな中、2021年1月、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事が、オンラインによるスポーツ賭博を合法化する意向を表明しました。
クオモ知事はこれまで、オンラインスポーツ賭博への合法化に反対の立場を表明していましたが一転し、賛成の立場を表明したのです。
要因はスポーツベッティング税
ニューヨーク州の隣、ニュージャージー州では2018年にオンラインスポーツ賭博を合法化し、州内でのスポーツ賭博が一段と活性化しました。
そこから発生する「スポーツベッティング税」がニュージャージー州の財政を潤す貴重な財源となったのです。
ニューヨーク州も、オンラインスポーツ賭博が合法化されれば、年間最大5億ドルが創出される可能性があるといわれています。
「スポーツ賭博ETF」の銘柄
スポーツ賭博ETFの代表的な銘柄は「ラウンドヒル・スポーツ・ベッティング・アンド・iゲーミングETF」でスポーツ賭博企業39銘柄を組み込んでいます。
先述したニューヨーク州の、オンラインによるスポーツ賭博を合法化ニュースの直後に急激に値上がりし、上場して以来の最高値を更新しました。
しかし、2020年にできたETFで運用年数が少なく、資金の流出入が激しいので、投資する際は注意が必要です。
最後に
コロナ禍ではあるものの、米国市場は堅調に推移しています。それを牽引しているのは、オンラインでのスポーツ賭博、eスポーツといった業界であるといっても過言ではありません。
今後ますます注目されるであろうオンラインスポーツ賭博とそのETFの動き、要チェックです!*投資はくれぐれも自己責任でお願いいたします。